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2012年12月7日

「昔は厳しく指導されたから」なんて理屈は通用しない!その言動は立派なパワハラです!!

兵庫県阪神北県民局の男性課長級職員が「お前らの言うこと、わからへん」などと部下らに暴言をはくパワーハラスメント(地位を利用した嫌がらせ、以下パワハラ)を繰り返したとして、兵庫県は1月31日付で停職2ヵ月の懲戒処分にしました。職員は同日、依願退職。兵庫県によると、職員は昨年5〜11月、職場の部下十数人に対し、説明をさえぎって「こんな書類を読めというのか」と怒鳴りつけたり、部下の前でメモを丸めてごみ箱に投げ捨てたり、決裁をしなかったりする行為を繰り返した模様。厚生労働省がまとめた「民事上の個別労働紛争に係る相談の件数」によると、平成19年度には2万8335件だった「いじめ・嫌がらせ」の相談は平成21年度には3万5759件に増加しています。いま一度、社内でパワハラが起きていないか確認しましょう。


本人に認識がなくても相手が傷を負えばパワハラになる

では、パワハラとなりうる言動として、どんなものがあるのでしょう?
まず発言の主な例の一部として以下が挙げられます。
「こんなに無能な奴だとは思わなかった」「お前みたいな社員はいらない」
「お前のようなコミュニケーション能力のない奴は、山ごもりして陶器でも焼いていろ」
「お前は会社をつぶす気か?」「この給料泥棒が!」
「とにかく何も考えずに、俺の言うことを聞け」
「お前のすべてが間違っている。性格を100%変えろ」
また、行動の主な例の一部としては次になります。
・ 大声で怒鳴る
・ 相手をにらみつける
・ 机をたたく
・ いすを蹴飛ばす
・ 書類を投げつける
・ 胸ぐらをつかむ
・ 暴力をふるう

もちろん、上司の側からは「指導のつもりでパワハラという認識はなかった」「昔は厳しく指導されたから、それでいいと思っていた」などという言い分が出るかもしれません。
しかし、言動がパワハラかどうかは、それを受け止めた相手が決めること。上司にパワハラの認識がなくても、部下がパワハラとして心の傷を負えば、立派なパワハラとして成立するのです。
上司のパワハラが原因でストレスを抱え、うつ病などの精神病を患い、退職に追い込まれるケースが急増しています。対策としては、就業規則にパワハラに関する規定を盛り込み、パワハラとなりうる具体的な言動をできるだけ記載します。
また「パワハラ調査プロジェクト」として相談窓口を設けるのも効果的。会社として「パワハラをしない、させない、認めない」姿勢を示すことで、社員がいきいきと働く環境が整うのです。
 

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